2019/5/1-5/2 入笠山天体ツアー

◆動機
一度も妻の親と旅行したことがなかったことと、過去に自分がインフルエンザにかかり旅行をキャンセルしたことから、今回旅行に行ってみようかなと思いました。妻の妹に子供も懐いていることから呼んで7人で旅行することにしました。

◆準備
行先だが、春先、体も動かしたい、天体が好きなので夜空が見えるところ、アルパカが近くにあるところ、宿泊代も節約したいといった条件から妻が探してきた長野県のマナスル天文館に泊まることにしました。なぜか5/1-5/2が空いていたため、速攻で予約。親戚にも声をかけていくことになりました。朝食、夕食はなし、風呂はふもとのゆーとろんで入ってくるということにしました。これで、大人1人6,000円/日、小人1人5,000円/日。
足は、ベルファイヤークラスの車を2日借りていくことにしました。これもトヨタレンタカーですぐに予約。しかしその後、宿に問い合わせたところ、まだ5/1でも雪が残っているかもしれないからスタッドレスが良いとのこと。2160円/日追加となるのが痛いが、念のためスタッドレスを履いていくことにしました。
今回はGWで10連休でもあることから予約状況が心配でしたが、出発の3-4W前に動いたせいか問題はなく行動できました。

◆行程、感想

2019/5/1(W)
8:00 トヨタレンタカーに行く。すぐにチェックインし、ベルファイヤーに搭乗。なおガソリン代は136円/Lで近隣より安く感じたため、トヨタレンタカーで精算することにした。

8:45 自宅に戻って荷物をいれて出発。今回は柏ICから小淵沢ICまで行く。どらぷらを見る限り首都高速を通って中央道を行くのは2hrくらいの渋滞との表示。そこで、常磐道->外環->東北道(久喜白岡JCT)->圏央道->中央道と行くコースを選択した。途中東北道で渋滞。蓮田SAで休憩した後、途中までは圏央道はスイスイだった。
しかし、日の出町の近くに来ると渋滞となりなかなか進まない状況だった。結局、中央道の藤野PAについたのは13:30。そこでファミリーマートでパンなどを買い、緑のラブレターのモニュメントを見ながら昼食をとった。そのあとは、渋滞を抜け、15:30位に小淵沢ICに到着した。226.7kmを休憩を入れながら6hr30minかかった。どらぷらだと、渋滞で30min位のオーバのはずが、3hr近くも多くかかった。これなら首都高をとおったほうが距離が少なく楽だったかもしれない。

15:30 小淵沢でチーズケーキ工房や、道の駅に寄る。道の駅は新装開店で新しくなっていたが、妙に高い。牛乳は210円もした(ただし、ジャージ牛乳のように濃厚で質は良いのでしかたないだろう)。このとき、雨も強くなる。今日はアルパカ牧場に行きたかったが、渋滞もあったしあきらめることにした。
移動して、ゆーとろんでお湯につかることにした。

16:30 マナスル天文館に宿泊する場合、連絡しておけばゆーとろんに無料ではいることが可能である(大人900円、小人500円)。名前を伝えて、露天風呂に直行した。露天風呂には熱い、ぬるい、冷たい湯があった。ぬるい湯はドーム状になっており、雨をしのぐこともできる。のんびりと周りを見ながら1hr近くもくつろいでしまった。

17:45->18:15 マナスル天文館に教わった福家源という中華に向かう。途中道に迷ったが、なんとか到着。最初人があまり入っていないのかな?と外観をみて思ったが、中に入ってみるとそれなりに地元民らしい人がくつろいでいた。
中華のセットで780円とお手頃価格。味も良かった。お勧めである。

20:00->20:30 マナスル天文館に向けて移動。すっかり暗くなり山を慎重にドライブ。マナスル天文館への道は関係者だけが車で往来できる。今回は宿泊者のため、マイカー規制の道路も進んでいった。どんどん山を登っていくと路肩に除雪された雪がある。しかし、除雪されているため、直接車が雪に乗ることはない。スタッドレスの必要はなかったように思う。途中2頭の鹿に遭遇。鹿は道路から山のほうへよけたが、じっとこちらを見ていて可愛いような、野生動物特有の恐ろしさを感じた。
霧もでてきた。まったく街灯がないため、車のヘッドライトだけがたよりである。最後の最後に旅館の灯が見え、到着。

20:30 チェックインしたときには、雨はあがっていたが、雲は多く、夜空は見えなそう。残念。あきらめかけていたが、試しに天文館にある望遠鏡施設を見せてもらえないか聞いたところ、快く受けてくれた。
4Fに望遠鏡があり、手動のドームになっていた。ドームの開閉も回転も手動でおこなう。

古い施設らしいが楽しい。望遠鏡と連動したパソコンで星の写真や映像を見せたもらった。話によると翌朝の2:00-3:30位にかけて空が晴れて星が見えるらしい。そこで、天の川もみられるとのこと。また、朝でよければ太陽のプロミネンスも見せてくれるという。言ってみるのものだ。というか、言わなかったら体験できなかっただろう。危ない危ない。。また、ご来光は4:50くらいだが、山を越えてくる太陽が見えるのは5:10
星空と、ご来光目当てに翌朝起きることにした。
22:15 就寝

2019/5/2(Th)
3:00 起床。早速ダウンをきて、外にでると、無数の星が空にあった。あまり天体にはくわしくないのだが、それでも「あれは天の川だろう」というくらい大量の星がそこにはあった。北斗七星や火星、ふたご座などごちゃごちゃ星がある。また、天の川のところに流れ星も発生。こんなに星が見えるのは初めてである。しかし、3:40位には雲がでてきて、見えなくなってしまった。
そこでご来光までの間1hr就寝

4:50 再び起きる。だいぶ外が明るくなってきた。

しかし、太陽は山の向こうに隠れているうえ、その山の上には雲もある。外の風はつらく子供は嫌になり、部屋に戻ろうとした5:15頃、ご来光。慌てて子供を呼びご来光をおがむことができた。

再び眠る
7:00 再々度起きる。朝食を食べる。
8:00 食堂で上映会。そこの奥さんが流星群を撮影したビデオを見せてくれた。無数の流星、火球があり、なかなか見れないものだった。このご夫婦はもともとアマチュア天体観測者で、先代のオーナーの希望で引き継ぎもう8年くらいたつとのこと。春から秋のシーズンだけここで働き、それ以外は東京で働いているらしい。実に楽しそうに紹介していただいた。

8:45 望遠鏡施設に集まり太陽を見る。プロミネンスの動きをみせてくれるとのこと。望遠鏡を通して手にあたる光をみて調整。赤いフィルタをつけてみる。最初どこがプロミネンスかさっぱりわからなかったが、円のはじをみるともやもやの湯気みたいなものが見えた。これがプロミネンスらしい。ちなみに、黒点は最近は見えないらしい。

10:00 近くの入笠山を登るか?、湿原を散策するか?考えていたところ、幼稚園生も山を登るときいたため、登ることになった。
割合急だったが、30分程度の距離なのですぐかな?とおもった。しかし、途中雪がつもっており、足が滑る。慎重に登って頂上を目指した。雪の横に生える笹をつかみながらクライミングである。だいぶみな苦労したが、最終的に1995mの入笠山に登頂。八ヶ岳、諏訪湖と天文台、中央アルプスが見える。苦労したが登ってよかったと実感した。

問題は下山である。雪を再び通るため危険。皆恐る恐る下って行った。下についた時には12:00になっていたので、2hrも格闘したようである。

午後はアルパカ牧場へ移動

https://travel-sometimes-alpaca.com/category/alpaca/alpacatrip/page/5/

16:30 おっとこ亭でそば
いつもどおりアルパカ牧場で楽しんだ後は、遅くなった昼食、いや夕食?のそばを頼む。ちかくにあったおっとこと亭はなかなか趣がありよかった。板そばとざるそば同じかと思ったけど、板そばのほうがまろやかだった。

17:30-18:00 小淵沢道の駅

最後にお土産購入。道の状況をみると、
中央道で二つ事故。
上信越道も二つ事故。
うーん、これなら中央道のほうが良いかな?でも、韮崎まで事故で渋滞。。。
しかたないので韮崎までした道を行く。
下道は遠い。。でも富士山も見れてちょっと良かった。

19:20 韮崎IC
この後、ほんと、激しく渋滞し、家に着いたら0:30だった。

◆まとめ
GWはやはり混みますね。ドラぷらをみて気をつけて出かけたつもりが想像以上に渋滞していました。でも、夜中に、星がみられ、山を登山して少しスリルを楽しみ、アルパカも定番ですが楽しめました。
食事は中華、そば、
そして温泉も楽しめました。

それにしても、夜の天体の写真を撮りたかったですが、どうやったら星を上手く撮れるのか。。三脚も持って行ったのですが、うまくできませんでした。研究して次こそは撮影したいなと思いました。

記 2019/5/11