2017/10/1 Sun 駒ヶ根 千畳敷カール紅葉シーズンも混雑回避の秘策)


■動
秋の旅行といったら紅葉!
車を使ってのおでかけ好きとしては、一度行ってみたいところがありました。
それは駒ヶ根にある「千畳敷カール」です。
秋は3連休のところが多く良い場所がないかなぁと思って探していたのですが、ひときわ変わった景色が千畳敷でした。

カールとは「お菓子」ではありません。(つまらない。。。)

カール=圏谷。氷河期に山地の斜面をスプーンですくったようにえぐった地形です。
中学校の時にお勉強したあれです。

こんなところにある紅葉はすごそう。見てみたい。。

しかし、この場所2600m以上のところにあり、紅葉時期は9月下旬から10月上旬。
夏を満喫した後、すっかり行くのを忘れてしまう時期。
この2,3年行きたいと思いながらなかなか行けず、今回は意を決して行くことにしました。

紅葉時期
先に書きましたが、9月下旬から10月上旬が見頃です。
本州としてはかなり早い時期の紅葉です。しかもうまい具合に9月,10月の3連休の間ということで、土日を使っていくしかないという感じです。

■混雑度
この時期の千畳敷カールは、激込みとのことです。バス、ロープウェイは3hr待ちになるとのこと。混雑を避けるならロープウェイに向かう5:00の始発バスに乗る必要があります。

■ホテル
駒ヶ根温泉ホテルを予約しました。
素泊まり、一人4800円(税抜き)の宿です。うちはじゃらんで予約しました。

紅葉観光前日 (9/30)
東京方面から車で向かいました。
この時期、果実狩りもあるため、土日の中央道はたいてい混みます。
ドラぷらで見ると八王子 7:00を超えると1hr渋滞となる模様。
頑張って、早く寝て 5:00起きして出発しました。
しかし、、うちの家庭はいつもスタートが遅いんですよね。。やはり予定より20-30分遅れてスタート。八王子からすでに10km近くの渋滞。あーあ。
でも、思ったより流れていました。8:00には相模湖を超えたため、一安心。
小淵沢により、そこから八ヶ岳アルパカ牧場に赴き堪能しました。

その後、諏訪南から駒ヶ根に向けて直行。
駒ヶ根のスーパーに行ったあと、ホテルでチェックIN。

ホテルの受付のお兄さん曰く
ホテル    「明日は登山ですか?」
アルパカおはな「はい」
ホテル    「では 5:00に出発でしょうから。。」
アルパカおはな「(デフォルト5:00なんだ。。)」
ホテル    「菅の台バスセンターにはいかず、切石公園バス停に5:10位にバスが来ますのでそれに乗ってください。乗れなくても臨時便が来るので待ってください。菅の台は混んでいるので手前の切石公園で乗るのが良いです。」
アルパカおはな「え?そうなんですか?」

ほんとかなーと思いながら歩くのも面倒なので目の前のバス停に5:10を目指して起きることにしました。

しかし、ホテル宿泊が好きな あるぱか子 は騒いでなかなか寝ず。
おいおい、明日大丈夫かよ。

■紅葉観光当日 (10/1)

4:10 起床

4:10に起き、出発準備。子供も起こして、4:50に部屋を出ました。
みるとすでに多くの人がチェックアウト済み(部屋の鍵がフロントの前に大量に置いてある)。
外に出ると真っ暗。何も見えない。。と思っていると後ろからライト。ヘルメットにライトをつけた人が歩いてくる。さすが登山者。慣れている。。

バス停につくとすでに列ができていました。20-30人くらい?うわー遅かったかな?

5:00 切石公園バス停

5:00位にバスがやってきました。あっさり通過。人がいっぱいなうえ、まずは菅の台で人を乗せるためでしょうか?5:10にバスがやってきて、目の前にいた人がほとんど乗車。

あー乗れなかったか。。すると次の回想と書かれた空車バスが停車。
え?乗れるの?
あっさりバスの好きな席に座れました。
うーん。今日は3連休ではないから実は空いているのかな?。。

この考えは菅の台バスセンターについてすぐに誤りだったことがわかりました。バスセンターは長蛇の列。うー、ホテルのお兄さんの言うことを聞いてよかった。。
ちなみに、バスは切符を購入していなければ、到着時に支払えるのでわざわざ買いに行く必要はないです。

6:30 しらび平

この後、30分位バスに揺られ、しらび平到着。家族に列に並んでもらい、ロープウェイの切符を買う。ちょうど前に2人残したところ、次のロープウェイ。ロープウェイの待ち時間はバスで到着してから15分程度たって、ロープウェイに乗車。一番前に陣取り出発!

ふもとは緑の景色でしたが、カールがだんだん見えてきました。おー、ガイドブックで見たことのある景色。やっぱり迫力があって素晴らしい。紅葉も見頃!

6:50に千畳敷カールに到着。
降りて気づいたのですが、空は雲一つない晴天。カールの反対には富士山も見えるではありませんか。こんなに最高の状況で紅葉を堪能してよいのだろうか?仕事ではここ何年も良いことがないからこのくらいのご褒美があってもよいかな?

富士山を見ながら朝食。

7:15 散策開始

おなかも膨れたので散策に出発。

途中までいくと、稜線に向かって多くの人が登山。アルパカおはな も登山開始。

しかししばらくして下の子が騒ぐ。
「つかれたー」
おいおい、まだそんな上っていないのに。上の子は体力があり一緒にもう少し上ることにしました。下の子と妻は下に降りていきました。上るとだんだん景色も変わります。

あと、20分くらい登れば小屋まで行けるところでしたが、さすがに下に行った2人を放置するのも問題と思い、降りることにしました。もうちょっと上りたかったな。。体力余ってたから。

ちなみに、上に上るほど、ブンブンいう音が聞こえました。蜂?こんな高山に?
色々さがしてようやくわかりました。ドローンが飛んでいたようです。こんなところで飛ばす奴がいるんですね。。

下に降りて、妻と下の子と合流。

しばらく行くと 剣が池。写真撮影。なんかこの池濁っているのかな?と思ってよく見ると。凍っていました。寒いんですね。もう少しすると雪が降るらしいので、当然かもしれません。ちなみに、この日の気温は14度でした。

10:30 千畳敷カール駅

千畳敷カール駅に戻って10:30。さすがに子供はあきたみたい。さっさと降りたいという感じ。
ちなみに、ロープウェイはそこまで並んでおらず15分くらいで乗れました。駅員さん曰く。あと30分もたつと整理券が配られだすとのこと。ほんと?

ロープウェイに乗って下ります。約7分で一気に下ります。しらび平に戻ると坂道にレジャーシートを引いて食事している人がいます。「ピクニックかな?」なんて最初思いましたが、すぐに違うことに気づきました。これはまだロープウェイに乗れない人が待っているのだ。よく見ると整理券が配られ2hr30min待ち。現在11:00

11:15 しらび平
11:45 菅の台バスセンター

帰りのバスをバス停で待ちます。15min位でバスは着て11:45には菅の台バスセンターに到着しました。
菅の台バスセンターはそこまで並んでいる感じではなかったですが、ロープウェイでスタックしているようです。この時点で3hr待ちという情報が看板に書かれていました。

■総括
千畳敷カールの紅葉は素晴らしいです。できればきっと小屋まで登山すれば反対側の草紅葉も見えるようなので体力のある人にはおすすめです。
また、バスは早朝になる。始発でないとしても菅の台バスセンターの前からならわりに早く乗れます。
11:00前には千畳敷カールを出るようにしましょう。
こうすることで、ディズニーのような長時間待ちはさけることができそうです。

以上 2017/10/4記